犬も豆腐を食べられる!
豆腐 | 豆腐は犬にとって中毒性のある成分は含まれていません。愛犬にアレルギーや持病がなければ、与えても大丈夫です。 |
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豆腐に含まれる栄養素
豆腐には、犬の体を作り、エネルギー源となるタンパク質が豊富です。
他にも、皮膚や被毛のコンディションを保つリノール酸、体調を整えてくれる大豆イソフラボンなどが含まれています。
犬に豆腐を与えても問題はありません。
豆腐は、栄養豊富でカロリーも低いため、おやつや手作り食にまぜることも可能です。
ただし、豆腐を与え過ぎたり、冷えた状態で食べさせることは、犬の下痢に繋がりかねませんので避けましょう。
また、大豆にアレルギーを持つ犬は、豆腐でも症状が出てしまうことがあるため、注意が必要です。

与える際には、薬味やネギなど、犬の健康を害する食べ物や調味料がついていない状態であげましょう。
豆腐を犬に与えてもOK!
豆腐は、犬にも与えることのできる食材のひとつです。
本来、豆腐の原料となる大豆そのものは、繊維質で固く犬たちにとって、決して消化性の高い食材ではありません。
しかし豆腐は、大豆をつぶして加熱してから作られるため、消化しやすくなっています。
豆腐は水分が多く、冷えた状態で食べることも多いため、食べ過ぎると冷えておなかを壊してしまうこともあります。
また、与える場合は、調味料、薬味やネギなどがついていない状態であげるようにしましょう。

豆腐の約90%は水分です。木綿豆腐と比較すると、絹ごし豆腐のほうが水分量は多くなります。
豆腐の主原料である大豆についての詳細はこちらです。

豆腐を犬に与える時の注意点は?
豆腐の与え過ぎに注意!一日の適正量は
豆腐は消化性の良い食品ですが、食べ過ぎると犬がおなかを壊す原因になりかねません。
豆腐には、非常に多くの水分が含まれています。
豆腐の豊富な水分は、時に犬に下痢を引き起こす可能性がありますので、与える量には注意しましょう。
犬が一日に食べてもよい豆腐の量は、以下の量が目安です。
以下の範囲内で、愛犬の体重に合わせて量を調節しましょう。
豆腐の一日の摂取上限目安
- 小型犬(体重10kg以下)…20g~30g
- 中型犬(体重20kg前後)……50g~80g
- 大型犬(体重25kg以上)……100g~150g
ただし、冷えた豆腐を与えた場合や、犬の体質や体調によっては、もっと少ない量の豆腐でおなかを壊すことがあります。
豆腐を与える時には、愛犬の体調を見極めて、量を加減してあげることが大切です。

暑さで食欲が落ちてるときには、水分も多く食べやすい豆腐を与えてみるのもおすすめです。
大豆アレルギーの犬は豆腐にも注意
大豆アレルギーの犬は、豆腐に対してもアレルギー症状を起こす可能性があります。
ただし、大豆アレルギーの全ての犬が、豆腐でもアレルギーが出る、というわけではありません。
また、「大豆にも豆腐にもアレルギーはなかったのに、ある日突然豆腐アレルギーになってしまう」という可能性も考えられます。
豆腐は犬にとって必須の食品ではないため、無理に与えつ必要はありません。
初めての食べ物を与える際は少量を与え様子を見るようにし、少しでも愛犬の体調に心配がある場合は、与えない方が無難です。

大豆アレルギーに特に注意が必要な犬種には、シベリアン・ハスキー、アイリッシュ・セッター、シャーペイが挙げられます。
豆腐に含まれる栄養素
- リノール酸
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リノール酸は、豆腐の脂質に含まれている脂肪酸の一種です。
被毛や皮膚の潤いを保つ、血中のLDLコレステロールの数を減らす、といった働きがあります。
- タンパク質
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豆腐には、主原料となる大豆由来のタンパク質が豊富に含まれています。
タンパク質は、肉や皮膚、被毛、血液、筋肉や免疫物質など、体を作るのに重要な栄養素です。
- 大豆イソフラボン
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大豆に含まれる大豆イソフラボンには、抗酸化作用や、ホルモンバランスを整える働きが期待されています。
大豆イソフラボンは、犬の体調や皮膚・被毛のコンディションをサポートすると考えられています。