納豆を犬に与えても大丈夫?あげるときの注意点について解説!

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チェックポイント

納豆は犬に与えてもOK!

問題なし 納豆は、ワンちゃんたちでも食べられる食品です。
ただし、与えるときには、パックの薬味やタレ・醤油などの調味料を混ぜないよう、注意してください。
納豆に含まれる栄養素

 納豆には、血圧を下げる効果のあるナットウキナーゼという成分が含まれています。
 また、カルシウムやビタミンK、タンパク質なども豊富です。

犬は納豆を食べられる

納豆は、味付けをしていなければ犬も食べることができる食べ物です。

ただし、薬味やタレなどの調味料を足した状態の納豆をあげるのはNGです。

納豆をあげるときは、味付けをしたり薬味を載せないで、そのままの状態のものをあげるようにしてください。

また、大豆アレルギーがある犬や、腎臓病のある犬は、納豆で体調不良を起こす可能性があるため与えないようにしましょう。

犬に納豆を与えても大丈夫!

納豆は、犬にとって危険な成分は含まれていないため、与えても大丈夫な食べ物です。

犬用に作られた納豆などもあるため、あげるのであればそちらをあげることをお勧めします。

また、味付けやタレなどで味付けしていなければ、私たちが食べる人間用の一般的なパックやカップ入りの納豆を食べさせても問題ありません。

ただし、人間用の納豆に付属しているタレやからし、醤油や薬味を混ぜたものは上げないでください。

納豆のパックに付属している調味料や薬味の中には、犬の健康に良くないものもあるため、何も混ぜていない納豆をあげましょう。

アレルギーなどがなくても初めて納豆をあげるときには、1,2粒程度の少量で様子を見て、愛犬との相性を確かめてください

栄養のある納豆ですが、においやネバつきを嫌がって食べたがらないワンちゃんもいます。

無理やり食べさせるようなものでもないので、嫌がる場合には与えないようにしましょう。

納豆を犬に与える際の注意点

納豆には、犬にとって中毒性のある成分は含まれていませんが、あげる際には注意しておきたい点があります。

  • 納豆に味付けをしない
  • 大豆アレルギー・腎臓病の犬にはあげない

それでは、それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。

納豆の味付けをしない

納豆をワンちゃんに与える際には、味付けは不要です。

納豆のタレや醤油は、犬にとっては塩分や糖分の過剰摂取に繋がります。

納豆と組み合わせて食べられることの多い長ネギや万能ねぎ、からしやキムチなどのネギ属の野菜や香辛料も、犬にとっては有害な食材です。

パック入りの納豆には、タレやカラシなどの調味料が添付されていますが、犬にあげる際に混ぜないようにしてください。

納豆をあげるときには、薬味や調味料を加えていないものをあげるようにしましょう。

大豆アレルギー・腎臓病の犬は注意!

大豆アレルギーや腎臓病のある犬には、納豆を与えないようにしましょう。

ご存知の通り、納豆は大豆を発酵させて作られる食品です。

大豆にアレルギーを持つワンちゃんは、納豆でも症状が出てしまう可能性があります。

また、納豆にはカリウムやタンパク質が豊富に含まれています。

これらの栄養素は腎臓に負担をかけやすいため、腎臓病の犬は念のため避けたほうがよいでしょう。

納豆に含まれる栄養素と健康効果

納豆には人間はもちろん、ワンちゃんの健康にもよい栄養が豊富に含まれています。

ここでは、その栄養素について詳しく解説していきます。

ナットウキナーゼ

ナットウキナーゼは、その名の通り納豆から発見された酵素です。

血圧を下げる効果が期待されています。

カルシウム

カルシウムは骨や歯を丈夫に保つ働きがあります。

カルシウムは犬にとって重要な栄養素の一つで、ドッグフードでも、カルシウムが含まれているものが多く販売されています。

ビタミンK

ビタミンKは、カルシウムを骨や歯に定着させる働きを持ちます。

ビタミンKにはいくつかの種類があるのですが、納豆に含まれるビタミンKは「ビタミンK2」と呼ばれる種類です。

愛犬により多くのビタミンKを摂取してほしい場合には、ひきわり納豆がおすすめです。

タンパク質

納豆には原料となる大豆由来のタンパク質がたっぷりと含まれています。

タンパク質は、ワンちゃんの肉や被毛、爪だけではなく、血液、免疫物質、体内酵素などを作り出すために必要な栄養素です。

ビタミンKは、納豆を発酵させる納豆菌によって作られます。細かく砕かれて菌が付着する面が多いひきわり納豆の方が、ビタミンKの含有量が豊富なのです。

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