犬がわかめを食べても大丈夫?与える時はここに気を付けて!

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チェックポイント

わかめは犬に与えてもOK!

生食・加熱 生で食べても問題ありませんが、加熱したほうが食べやすく消化にもいいです。
乾燥わかめ 乾燥わかめをそのままたくさん食べると体内の水分で膨らみ、腹痛の原因になるため注意が必要です。

わかめは犬に与えてもOK!食べさせすぎには要注意!

犬にわかめを与えても大丈夫です。

ただし、わかめは消化が難しいので、愛犬には、カットしたり加熱したのもを、少量与える程度に留めておきましょう。

また、水で戻す前の「乾燥わかめ」は、胃の中で水分を含むと、何倍にもふくらみ、胃を圧迫します。

中毒成分などはありませんが、食べ過ぎると消化不良や腹痛を起こしてしまうため、食べさせすぎないようにしてください。

わかめを犬にあげるときは、細かく切って煮たりスープにしたりすると食べやすく消化にもいいです。

犬はわかめを食べられる

わかめは、ドッグフードにも利用されている栄養豊富な食材であり、犬に与えても問題はありません。

ただし、わかめは食物繊維が豊富なため、消化性が良いとはいえません。

また、犬は咀嚼せずに食べ物を食べるため、わかめが喉に引っかかってしまうこともあります。

与える量に注意し、飲み込みやすいよう細かく切ったものをあげましょう。

「茎わかめ」や「めかぶ」も、犬が食べても問題ありません。

犬にわかめを与える際に気を付けたい点は?

わかめ・乾燥わかめの一日の目安量は?

わかめは栄養豊富ですが、食べ過ぎると腹痛や消化不良の原因になってしまいます。

特に、乾燥わかめは水で膨らむため、乾燥した状態で口にした際、量が少なくても後から体内で膨らむため注意が必要です。

犬にわかめをあげるときは、以下の量を目安にしましょう。

犬が一日に食べてもいいわかめの量(生わかめ)
  • 小型犬…30g~40g
  • 中型犬……50g~80g
  • 大型犬……80g~100g

上記の量はあくまで目安であり、多少オーバーしても問題ありません。

ただし、食べ過ぎると消化不良や腹痛につながることもあるため、上記の量を超えすぎないようにしましょう。

また、乾燥わかめは水で戻すと10倍以上の量になります。

そのため、乾燥した状態で食べた場合は、上記の10分の1以下の量が適正量だと考えてください。

1gの乾燥わかめは、水に戻すと10g~18gになります。そのまま食べるとおなかの中で膨らむため注意して下さい。

わかめの消化性を高める

わかめを犬に与える時には、消化性を高めてあげることが大切です。

食物繊維が豊富で喉にも詰まらせやすいわかめは、犬にとって、決して消化の良い食材ではありません。

そのまま食べても中毒などの心配はありませんが、食べた量や食べ方によっては、消化不良や喉詰まり、腹痛を起こすことがあります。

茹でたりして加熱したわかめを、細かく刻んでから与えると非常に消化しやすくなります。

犬は咀嚼せずに食べるため、カットしていないわかめは喉に詰まらせる可能性があります。

わかめの加工製品は与えない

わかめの加工品の多くには、食塩や砂糖、香料などが添加されています。

犬は、私たち人間ほどには塩分も糖分も必要とはしません。

人間用に調味されたわかめを愛犬に与えることは、塩分や糖分の過剰摂取に繋がります。

わかめスープやめかぶ茶、めかぶの佃煮、味付けめかぶなど、わかめの加工品は多岐に渡りますが、これら人用に作られた食品は犬に与えないようにしましょう。

わかめに含まれる栄養素

わかめは、ペットフードに使用されることも多い食材で、低カロリーで栄養価が高いです。

特にカルシウムやヨウ素などのミネラルの他、食物繊維なども豊富です。

カルシウム

カルシウムは、骨や歯の健康維持に重要なミネラルです。

筋肉の収縮や体内酵素の活性化、ホルモン分泌の促進など、さまざまな働きを持っています。

β-カロテン(ビタミンA)

わかめにはβ-カロテンも含まれています。

β-カロテンはワンちゃんの体内でビタミンAへと変わり、目の健康維持や粘膜の強化に役立ちます。

食物繊維

わかめには、アルギン酸やフコイダンと呼ばれる食物繊維が豊富です。

アルギン酸は、コレステロールの蓄積を抑え、余分な塩分を体外へと排出してくれます。

一方、フコイダンには、免疫力やウイルスの感染から体を守る働きが期待されています。

ヨウ素

ヨウ素は、甲状腺ホルモンの原料として知られるミネラルです。

エネルギーの産生や体温の調整、血液中のコレステロールの代謝など、さまざまな働きを持ちます。

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