大根を犬に与えてもよいのか?大根の栄養と注意点は?

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チェックポイント

大根は犬に与えても大丈夫!

生食 大根は、犬が食べても基本的には問題のない食材です。
しかし、大根にアレルギーのある犬や、甲状腺の病気を抱える犬には、大根を与えないようにしましょう。。
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大根に含まれる栄養素

大根には、デンプン・脂質・タンパク質の分解に役立つ消化酵素が豊富に含まれています。
さらに、ビタミンCやカリウム、葉っぱの部分からはカルシウムやβ-カロテン(ビタミンA)などの栄養素も補給できます。

犬は大根を食べられる!食べすぎには注意

大根には消化酵素やビタミンCやカリウム、葉にもカルシウムやβ-カロテンなど、犬の健康に役立つ成分が含まれています。

ただし、大根アレルギーや甲状腺疾患のある犬には、大根はNGです。

また、大根は食物繊維や水分が多く、食べ過ぎるとお腹が緩くなってしまうため、食べる量にも注意しましょう。

大根は根は淡色野菜で葉は緑黄色野菜に該当し、どちらも犬が食べても基本的に問題はありません。

大根は犬も食べられる

大根は犬に食べさせても基本的に問題のない野菜です。

大根は消化酵素や各種栄養素のほか、水分も豊富に含まれています。

また、大根の葉っぱも加熱することでワンちゃんが食べられるようになります。

大根の根は淡色野菜で葉は緑黄色野菜であり、根と葉でそれぞれ異なる栄養をとることができます。

大根は11~3月頃に旬を迎え、甘味が強くなるので、食べやすくなります。

大根には中毒成分などは入っていませんが、犬によって好き嫌いやアレルギーで食べられない場合があります。

初めて与える際には、食べやすくしたものを一口程度与え、様子を見るようにしてください。

また、愛犬に大根を与える際には以下の注意点に注意しましょう。

犬に大根を与える時の注意点

アレルギー・甲状腺疾患のある犬には与えない

アレルギーを起こしたことのある犬、また、甲状腺に疾患のある犬には大根を食べさせないほうがよいでしょう。

大根を食べると、ゴイトリンという成分が発生します。

ゴイトリンは、稀にですが甲状腺の腫れや機能低下の原因になることがあるのです。

健康な犬であれば、よほど大量に摂取しないかぎり健康への心配はありません。

しかし、もともと甲状腺が弱い犬は、適量であっても影響が出る可能性があるため、注意が必要です。

カットする又はすりおろす

愛犬に大根をあげる際には、丸のみ防止のため食べやすくカットするか、すりおろしてから食べさせてあげましょう。

また、大根には、消化を助ける消化酵素が豊富に含まれています。

その消化酵素をより活かすのであれば、すりおろして与えることがおすすめです。

すりおろすことで消化性も高まります。葉に近い部位ほど辛味が少ないため、葉に近い部位の方が好きなワンちゃんが多いです。

一日に与える目安は?大根の与え過ぎには注意!

犬は、もともと野菜類の消化がそれほど得意ではありません。

そのため、大根の与え過ぎは、消化不良による下痢や軟便につながるため注意が必要です。

愛犬の食事を手作りする際も、あくまでも大根は脇役として扱いましょう。

一日に与えていい量としては、大根を2cmの輪切りにした場合、小型犬が輪切り1/4個分、大型犬が輪切り1~2個分が目安です。

大根の葉は加熱する

大根の葉を犬に与える時には、加熱したものをあげましょう。

大根の根や茎は生でも与えることができますが、葉は加熱調理が必要です

大根の葉は食物繊維が豊富なため、生で食べさせると犬が下痢などの消化不良を起こす可能性があります。

漬物など加工食品はNG

大根の漬物やおでんなど、人間用に加工された食品は、犬に与えないようにしましょう。

大根に限らず、醤油や塩、香辛料、甘味料などで調味された食品は、犬の体には適していません。

飼い主が食べ残したツマも、醤油やワサビがついていることがあるため注意してください。

大根に多く含まれる栄養素

大根は、水分や食物繊維が豊富で低カロリーですが、多くの栄養素が含まれています。

ここでは、犬の健康をサポートする栄養素をいくつか紹介します。

ビタミンC

大根は、抗酸化作用を持つビタミンCも含有しています。

ビタミンCは、皮膚を健康に保ったり、疲労回復に役立つ働きがあります。

カリウム

カリウムは、摂り過ぎた塩分をスムーズに排出してくれるミネラルです。

細胞の水分バランスを整え、正常な活動を維持します。

カルシウム

大根の葉には、犬の骨や歯を頑丈に保つカルシウムが豊富に含まれています。

カルシウムは多くすぎても少なすぎても健康に影響があります。普段の食事から適量を意識しましょう。

β-カロテン(ビタミンA)

β-カロテン(ベータカロテン)は、犬の体内でビタミンAとして利用されます。

ビタミンAは、犬の粘膜を丈夫に整え、感染症から守ってくれます。

また、大根にはアミラーゼやリパーゼなどの消化酵素が含まれています。

消化酵素は脂肪や糖質、タンパク質の消化・分解を助ける成分です。

便の調子が気になるワンちゃんに、消化酵素を上手に取り入れると健康管理に役立ちます。

犬にカルシウムを効率よく補給させたいなら、大根の葉っぱがおすすめです。

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